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2009年12月29日 (火)

ゆたかさ

秋にお邪魔した 芦田湖アートクラフト祭でのこと 
木彫りのスプーンが並んでいるテントがあった どれをとっても同じ握り心地のスプーンはなくて どれもこれも握ってみては 食べ物を すくう動作をシュミレーションしてみる

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実父の父は戦争の犠牲になった。父は父を知らない。苦労して育ったと聞いている。
貧乏だったから おやつはカチグリや干した芋。服は継ぎ接ぎだらけ。
作れるもは 自分で作る。壊れたものは 自力で修理して大切に使う。
タケノコやワラビ キノコの生える季節には やけに元気な父。

そんな父が 昔作っていた 竹のスプーン
誰かに習ったわけでもなく 自学自習の手仕事だから どこか歪で味がある
結婚するときに コッソリ持ち出して今も現役で活躍中なんですよ・・・なんて
テントでお店番をされていた女性とお話をしていたら 柔らかな笑みを浮かべて

「ゆたかですね・・・・・」 と ぽつり

なんだろう・・・・・・・ その時なんだか 胸が はっとして その言葉を かみしめた。
私にとって 大切なフレーズとなりました。


2009年も 残りわずか いい事も悪い事も いっぱいあった波の大きな1年でした。
その分 自分を振り返り 見つめなおす事もできた1年。
たくさんの方にお世話になりました。 ありがとうございました。

心ゆたかな 2010年が 訪れますように・・・・



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